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日本株

投資信託は、投資対象によっていくつかの種類に分けられます。日本で人気が高いのは、海外債券で運用する毎月一定の分配金が支払われるタイプです。比較的利回りの高い分配金を小遣いや生活費の足しとして使えます。

初心者が運用の基本としたいのは、日本株(国内株式型)の投資信託です。

国内株式型には、独自の方針で運用する「アクティブ型」と、東証株価指数(TOPIX)や日経平均株価など、株式市場全体の動きと同じ値動きをする「インデックス型」があります。初心者はインデックス型を選ぶといいでしょう。どの証券会社、銀行でも必ず一種類はこのタイプを販売しており、郵便局でも扱っています。

海外の株式で運用する投資信託

海外の株式で運用する投資信託では、インド、中国、ブラジル、東欧など経済成長が著しい国に投資する商品が注目されています。これら新興市場国の株式は値動きが大きく、高い値上がり益が期待できますが、大きく値下がりする可能性もあるので注意しましょう。

海外型の投資信託なら、値動きが安定している米国や欧州、あるいは世界全体に投資するグローバルタイプから選ぶのが安全です。ただし為替レートの変動で利回りが変わる「為替リスク」があることも覚えておきましょう。

金融広報中央委員会が発表した「家計の金融資産に関する世論調査」によると、金融資産全体に占める投資信託の割合(単身世帯を除く)は、2・4ポイント増の4・8%に拡大しました。投資信託協会が発表した投信概況でも、株式投信残高が5カ月連続で過去最高を更新しました。初めて50兆円の大台に乗せるなど人気を集めています。