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10万円以下で買える銘柄

バリュー株(割安株)投資では、10万円以下で買える銘柄がおすすめです。約定代金が10万円以下なら売買手数料が無料というオンライン証券もあります。

PER(株価収益率)が低く、PBR(株価純資産倍率)が1倍割れ、配当利回りが2%以上の銘柄を選び、検討しましょう。10銘柄とか20銘柄持っておくと、利益が出やすいされます。

10万円以下で買える銘柄は数百以上あると言われています。売買単位の引き下げや分割によって、10万円以下の銘柄は増えました。

時価総額が小さく、流動性に欠ける

10万円以下で買える株は時価総額が小さいという欠点があります。このため、流動性に欠けます。頻繁に売買したい人は見向きもしません。機関投資家も内部基準があって買えません。その結果、より割安に放置される傾向があります。

売上原価率が低い「ボロ儲け企業」を選ぶ

ただ、この条件だけでスクリーニングをするとボロ株も入ってきます。そこに「売上原価率」の要素を加味します。つまり、「売上原価÷売上高」で原価率をはじき出し、原価率が低い企業をピックアップします。

原価率が低いということは、収益力があるということ。原価率が低すぎると、消費者は「ボロ儲けしている」と考えます。しかし、投資家としては「いいビジネスをしている」と判断できます。

ニッチな分野で高いシェア

売上原価率の低い企業というのは、ニッチな分野でシェアが高いとか、ユーザーがその価値を認めていることを意味します。原価率が70%以下であれば合格です。株式投資先の候補として考えられます。

業種は食品、ソフトウエア、パチンコなど

業態・業種別にみると、食品、ソフトウエア、コンテンツなどは原価率が低い傾向があります。消費者金融やパチンコも同様です。この中で、ビジネスモデルが好きになれない企業は、投資対象から除外するといいでしょう。

大化けを期待

こういう株を、ボーナスが出たときやまとまったお金ができたところでコツコツ貯蓄感覚で買っていきます。すると、そのうち大化けする銘柄もいくつか出てくる場合が多いとされます。